多様な映画の観客育成プロジェクト(日本・インドネシア編)

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成26 (2014) 年度
助成額
JPY 1,500,000
活動国・地域
日本, インドネシア

営利本位の映画配給と、ネット配信等を通じた映画の個人視聴が増える中、映画を大スクリーンで体験できるかどうかの地域格差や上映作品の画一化が進んでいる。インドネシアと日本で、これらの共通課題を抱える映画の作り手、上映者、観客が多様な映画の上映機会を確保する意義と観客の育成について考えるため、両国で上映やシンポジウムを開催した。
第1部は、映画祭や批評、制作の現場で活躍するメイスク・タウリシア、アドリアン・ジョナサン、サリ・モフタンらが来日。東京や大阪等のミニシアターを訪問した他、日本の映画関係者らと連日議論を深めた。第2部は、深田晃司、酒井健宏、石原香絵、藤岡朝子がインドネシアを訪問。ジョグジャカルタとジャカルタの映画祭、映画学校、自主上映団体の集い、国立映画製作所で日本映画を上映。主流娯楽映画ではない、インディペンデント映画の上映と保存について互いの体験と考えを紹介し合った。

平成28年度アジア・フェローシップ
 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/fellow/fs1608/
平成30年度アジア・文化創造協働助成実績
 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1804/
令和元年度アジア・文化創造協働助成実績
 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1904/
令和2年度アジア・文化創造協働助成実績
 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc2019/

関連する国/地域
日本, インドネシア

関連する事業

活動国・地域

アジア・ヘリテイジ・ネットワーク国際シンポジウムの開催 -アジア新興国の歴史的町並み保存活動支援に向けて-

マレーシアの伝統芸能と舞踊の紹介とワークショップ

アジアにおける気候変動・防災問題に関する国際シンポジウム開催と経験交流

手を叩け、手をつなげ。過去と現在、日本とカンボジアを結ぶヒップポップ with カンボジアフェスティバル

ミャンマー祭り2016 TOUCH IN MYANMAR ! 『触れる喜び・わかる喜び』

第8回世界俳句協会大会

活動分野

タイ映画をとおした文化交流の可能性を拓く ~アジアとの交流を日常化しつつある地方都市・別府から~

壊れた時間のバラタ〜Mahabharata~ 全篇の短編映像を作る

日本、インドネシア、フィリピンでのアニメーション・ワークショップ

第5回高校生国際交流写真フェスティバル

アジアン・フィルム・ジョイント

コロナ禍を乗り越えるための日本とインドネシアのオンライン“ボーダーレス”映画祭