Tokyo Docs 2020

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
令和2 (2020) 年度
助成額
JPY 5,896,126
活動国・地域
オンライン, 日本

Tokyo Docsは、日本、ASEAN、その他アジアの映像製作者に、国際共同製作のためのドキュメンタリー企画を提案する機会を提供し、その実現を支援している。10回目の記念開催として相応しい内容の検討が進む中で、新型コロナウイルス感染症が拡大したため、11月3日から6日の会期でJA共済ビル カンファレンスホールをメイン会場にしつつ、オンライン化を大幅に取り入れたハイブリッド方式での実施となった。初日のアジアデーでは、NHK BS1での放送を目指し、Colors of Asiaシリーズの新作として、「チャレンジ」をテーマに企画を募集し、集まった30本の中から10企画を提案した。このうち4企画は、日本の製作者と組んで、放送に向けて制作が進んでいる。2日目からは、日本やアジアの製作者の企画17本のピッチング・セッション(企画提案会議)や、海外放送局が自身の番組枠や、求めている番組企画について説明する「Meet the Guests」セッション、短編作品のピッチング「ショート・ドキュメンタリー・ショーケース」を行った。
あわせてTokyo Docs 10年の成果を紹介するドキュメンタリー作品11本のオンライン上映会を10月31日から11月14日の期間に開催した。日本とアジアの製作者による国際共同製作作品「Colors of Asia 2015」「Colors of Asia 2017」「Colors of Asia 2018」の完成作品も上映された。

2015年度(平成27年度)実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1519/
2016年度(平成28年度)実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1652/
2017年度(平成29年度)実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1748/
2019年度(令和元年度)実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1930/

申請団体より

Tokyo Docs 2020の成果を総括すると下記8点に集約される。
① 会場とオンラインを組み合わせたハイブリッド開催の成功
② 企画内容への高い評価
③ 効率的で充実した個別ミーティングの実施
④ Colors of Asiaの充実
⑤ ショート・ドキュメンタリー・ショーケースの充実
⑥ オンラインセミナーの開催
⑦ 初めてのオンライン上映会の開催
⑧ ATP会員社中堅プロデューサーの活躍
貴基金の助成は、Tokyo Docsを運営するうえで貴重なご支援であり、お陰様で2011年のスタート以来、継続開催し成果を上げることができたと考える。今後も、国際相互理解の促進に寄与するために、ドキュメンタリーの国際共同製作を中核に据えて、企画の充実、優れた人材の育成を課題に取り組んでいきたい。

関連する事業

申請団体

Tokyo Docs 2019

活動国・地域

コレクティフ・アジア

Creators’ Cradle Circuit Work In Progress 2019-2020:アジアの次世代のための越境型移動舞台芸術祭を作る方法

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

交差/横断するテキスト:ミステリーとミスティカルのあいだで

アートアクセスあだち 音まち千住の縁

国際会議「コンテクストの開示」:ソーシャルアートを通した対話と共有

活動分野

MAKE A SILENT – THE HANOI NEW MUSIC FESTIVAL 2018

合作映画「ベトナムの風に吹かれて」日越試写会

第15回大阪アジアン映画祭

東京ドラマアウォード2015

SPEED,GLUE & SHINKI

4th SEAFIC Southeast Asia Fiction Film Lab program, sessions 3 (2020-2021)

協力団体

Tokyo Docs 2015

Tokyo Docs 2016

Tokyo Docs 2017

Tokyo Docs 2019

東京ドラマアウォード2015