~Our School Life、私たちの学校生活~ 日本・マレーシア中高生写真交換交流

  • アジア・市民交流助成
採択年度
令和3 (2021) 年度
助成額
JPY 104,060
活動国・地域
日本, マレーシア

新型コロナ感染症は世界の教育現場を大きく変えた。日本では学校の休校や部活活動の縮小、遠足の中止などの影響があった。マレーシアでも同じだった。新型コロナの感染拡大により2019年5月から2021年10月まで、全国の学校が休校となってしまった。
この状況の中で、少しでも両国の生徒が交流できるように「日本・マレーシア中高生写真交換交流」を企画した。日本とマレーシアの中高生から、新型コロナ前の「楽しかったこと」とアフターコロナに「やってみたいこと」をテーマに写真と短いコメントを募集し、写真集を制作。完成した写真集を該当者に無料で配布することで、両国の生徒が互いの学校生活を知り、互いの理解をより深めることを目指した。 「アジア・市民交流助成」により、写真交換交流の第一段階であるマレーシアの生徒からの写真集を無事発行することができた。今後は引き続き、日本の生徒の写真集作りを計画している。

撮影:アルヌルさん Photo by Alnur Alia
撮影:アズリマンさん Photo by Ahmad Azriman
撮影:ルクマンさん Photo by Lukman Nurhakim
撮影:ハフィズさん Photo by Ahmad Hafiz
撮影:ケミーさん Photo by Kammy
関連する国/地域
日本, マレーシア
協力団体/協力者
マレーシア政府観光局
福井県国際経済課

申請団体より

初めて実施した企画だったため、思い通りにうまくいかない部分はたくさんあった。一番大きかった問題は、予想より写真の応募が少なく、予定していた両国の学生作品の写真集を作成できなかったことだった。アジアセンターに相談したところ、早急に対応していただき、マレーシア側の写真集を先に発行することとなった。日本側の写真を募集するのに一般公募だけではなく、教育委員会や学校などの協力が必要と感じた。
今後については、この企画をまた継続していきたい。国境を超えることがなく、比較的実施しやすいこの事業は、両国の草の根レベルの交流に貢献することができると考えている。事業の知名度はまだ低いが、テーマを変えながら、交流期間を変えながら根付くまで頑張っていきたい。少しでも両国の生徒を繋げることができれば、というのが当協会の何よりの思いである。この事業が実施できたことに、アジアセンターの皆様に感謝を申し上げる。

関連する事業

活動国・地域

アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017 東京

カンボジア人監督招へい事業

健康都市交流事業 ~食生活と栄養改善に向けた健康文化の相互理解に向けて~

ドキュメント・越後妻有:ナウィン・ラワンチャイクンがみた限界集落

スタディトリップインジャパン2015

for Cities Week2021

活動分野

日タイ絵本を通じた国際交流推進事業

ミャンマーと日本の若者が共に学び考える「農業の現状と持続可能な食糧生産」アクションプラン

第2回ぐんまカップ

インドネシア・アチェと東松島市の子ども国際交流事業 「被災地から未来への対話/壁画の架け橋」

バンドン浜松文化祭2014・インドネシア親善友好交流

第2回ミーシャ多文化芸術祭「一緒ならできる! Together In Harmony」