アートアクセスあだち 音まち千住の縁

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成28 (2016) 年度
助成額
JPY1,447,560
活動国・地域
インドネシア, 日本

申請団体は、足立区千住地域を舞台として、アートをもちいた新たな「縁」を生み出すために、音や音楽を用いたさまざまなアートイベントを展開している。 平成28年度は、作曲家の野村誠と公募で集まった市民による音楽団体「だじゃれ音楽研究会」が、野村誠「千住だじゃれ音楽祭」の一環としてインドネシア・ジョグジャカルタへの遠征を行い、現地の市民や学生、音楽家、研究者など多様な人々との交流により、両国の伝統音楽の要素を踏まえつつ、「だじゃれ音楽」の手法を用いて新たな音楽を共創し、発表。インドネシア芸術大学(Institut Seni Indonesia Yogyakarta)のコンサートホールでは100名以上が集まった。 帰国後、インドネシアにおける成果を千住地域の人々とも共有するべく「千住だじゃれ音楽祭 ジャワで交流したんじゃわ」を開催し、90名が集まった。

平成26年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/pp1444/
平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/pp1560/

提供元:特定非営利活動法人 音まち計画
提供元:特定非営利活動法人 音まち計画
提供元:特定非営利活動法人 音まち計画/クレジット:冨田了平
関連する国/地域
日本, インドネシア
協力団体/協力者
Institut Seni Indonesia Yogyakarta

申請団体より

本事業を通して、インドネシアと日本の双方で、伝統的な文化を紹介し合うだけでなく、市民が主体となって創造的な音楽を共につくりあげるプロセスを経ることで、市民レベルでの交流の裾野が広がり、大文字の文化や芸術の理解にとどまらない相互理解を深めることができた。 また、本企画の特徴である「だじゃれ」が持つ無関係のもの同士を結びつける潜在力を活かし、共創的に音楽を奏でることによって、日本とインドネシア、大人と子供、プロフェッショナルとアマチュアなど、あらゆる境界が取り払われ、複雑に入り交ざるような稀有な場を持つことに成功したといえる。 平成28年度は、27年度に引き続き、東南アジアの国との交流に基づいた企画を実施した。このようなプロジェクトを2年間にわたり続けたことで、今後の活動において、両国とのコラボレーションの経験が混ざり合うような形で創造的な音楽が紡がれ、さらなる新たな形での国際交流につながることが期待される。

関連する事業

申請団体

アートアクセスあだち 音まち千住の縁

アートアクセスあだち 音まち千住の縁

活動国・地域

日本とインドネシアの若者による地域資源を活用した持続可能な開発のための活動

災害からのコミュニティ再生の経験を学び合う日本・インドネシア交流事業

「女形」の伝統芸 - バリと日本の交流

インドネシア子どものお話フェスティバル:日本とインドネシアの絵本展

インドネシア親善友好・交流事業

インドネシアとの教育交流プロジェクト ~フットサル親善試合~

活動分野

手を叩け、手をつなげ。過去と現在、日本とカンボジアを結ぶヒップポップ with カンボジアフェスティバル

アートアクセスあだち 音まち千住の縁

野村誠 「瓦の音楽」 -瓦の音楽を媒介とする日尼文化交流事業-

アジアンビートプロジェクト 2015

日本とアジア各国によるジュニアオーケストラ交流事業

エクスペリメンタル・ワヤン・エクスチェンジプロジェクト

協力団体

日本・インドネシアにおける「ものづくり」を通した芸術文化と人材交流プロジェクト