日馬友好・新作能共同制作プロジェクト

  • 申請団体 林能楽会
  • 日本: 京都
    • 伝統文化・文化遺産
  • アジア・市民交流助成
採択年度
令和3 (2021) 年度
助成額
JPY1,431,430
活動国・地域
オンライン, マレーシア

江戸時代に起源し現存する唯一の京観世五軒家である林家(林能楽会)が、舞台芸術に携わるマレーシアのアーティストたちと共に、マレーシア民話をもとにした新作能を制作・発表する事業。日本では触れる機会の少ない多民族国家マレーシアの多様な民話もYouTubeチャンネルで紹介。オンラインでのディスカッションの様子、新作能の創作過程、成果発表の様子も動画で公開している。

なお、本事業は2019年クアラルンプール日本文化センター主催で開催された、3日間の集中講座「能マスタークラス」が契機となり、その受講者を中心とした約15名のマレーシアのアーティストたちが参加した。

公式ウェブサイト
https://nohcanlah.com

申請団体より

本共同制作のアイディアは、数年に渡り温められてきたが、本助成を受けその第一歩を踏み出すことが可能となった。様々な制限から、より創造的に事業を展開することができ、結果として「対面しない共同制作」による新作能の台本作りとその成果発表まで実施することができた。

事業実施においては、アイディア共有の段階から両国が参加し、全員がそれぞれの役割を持って制作プロセスに参加・尽力したことに非常に価値を感じている。一方的な文化紹介でなく、文字通り相互交流事業であったと言える。今後の展開においても、時にマレーシア側が中心となり現地での助成を得るなど、より持続可能な民間文化交流の形を模索していく。

また、今回完成した台本は、物語の展開や視覚的なエンターテイメント性が高く、観る人の国籍にかかわらず、初めて能に触れる導入として適したものとなった。国内外で、新たな能ファンを獲得する可能性を大いに秘めていると感じている。

関連する事業

活動国・地域

ダンスインアジア -オンライン- 2020

アジアにおけるエクスプレッシブダンスプロジェクト2021

壊れた時間のバラタ〜Mahabharata~ 全篇の短編映像を作る

日本インドネシアの文化理解・社会課題解決型 ファッションデザイン作品共同制作ショー

エクスペリメンタル・ワヤン・エクスチェンジプロジェクト

日本とフィリピンによるオンライン演奏会

活動分野

マレーシアの人形劇ポテヒ -多民族国家の文化実践を知る

東南アジアにおける漆工芸を通した文化交流事業

ベトナム・市民ボランティアとの協働による市民交流と西洋館の活用・観光の活性化

子供達が踊る日本舞踊による交流事業

「町家から創造都市へ」 アジア伝統文化の創造の協働作業

アジア・ヘリテイジ・ネットワーク国際シンポジウムの開催 -アジア新興国の歴史的町並み保存活動支援に向けて-