カンボジア・日本 共同 舞踊文化公演~2017

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成28 (2016) 年度
助成額
JPY 6,202,940
活動国・地域
日本

カンボジア・日本共同舞踊文化公演実行委員会の招きで、2017年3月28日より4月3日までカンボジアよりアンコール聖舞踊団が初来日した。この舞踊団は、アンコール遺跡周辺村落出身の青年で構成される舞踊団であるが、カンボジア舞踊の第一人者であるボッパデヴィ王女が総裁をつとめ、品位と精神性に富む舞踊技能を身につけている。長編舞踊劇「ラーマヤナ」の他、各種伝統舞踊を披露するとともに、両国の「天女の舞」をテーマとした能や日本舞踊との共同演舞、さらにはアンコールワットの石像に見る舞踊の由来などに関する研究者による講演も交えて多角的に舞踊文化の提示を試みた。 

関連する国/地域
日本, カンボジア
協力団体/協力者
アンコール聖舞踊団
一般社団法人 鴻臚舎

申請団体より

カンボジア舞踊は日本国内ではさほど知られていないが、今回練度の高い本格的な伝統舞踊を日本に紹介することができた。とくに、すみだトリフォニーホールで行われた公演は内容的にも素晴らしく、秋篠宮同妃両殿下の御臨席を得たこと及び大ホールの大部分の席が埋まったこともあり、期待した成果があったと思われる。 他方、カンボジアでも日本の舞踊文化の知名度はまだ低い。両国舞踊文化の中でお互いにどのような類似の要素があるのか、また異なる要素のうち、どのようなものが相手国の国民に興味をいだかせるのかなどを考察したうえで今後の展望や課題を探る。

関連する事業

活動国・地域

若手老年学研究者のためのワークショップ「高齢者に優しいコミュニティをつくるアクションリサーチ」

ANIME-ASEAN

ワンス・アポン・ア・タイム

「アーティスト・イン・レジデンス事業人材育成キャンプ&フォーラム アジア」

DigiCon6 ASIA

東京ドラマアウォード2015

活動分野

インドネシアの消滅の危機にあるBeaten Bark製の絵巻物ワヤンベベルの保全継承を、社会全体で具体的に促進していく日イ協働の支援・応援プロジェクト

カンボジア,サンボー・プレイ・クック遺跡群の保全に関わる人材育成

食を通じたアジア・環太平洋の少数民族のエンパワーメント 3か年計画

シンポジウム&コンサート 『アジアにおける伝統と創造 Noh×Contemporary Music Vol.4』

結城座×ベトナム青年劇場 2016 日越国際協働制作 『野鴨中毒』

Skills Development in the Preservation of Wooden Structures in the Philippines