アジア・パフォーマンス・アート・ワークショップ

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 1,322,963
活動国・地域
ベトナム

これまでに日本で開催したニパフ(日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル)、並びにニパフ・アジア展に招へいしたことのあるアジア・アーティストをベトナムに招へい。ベトナム・アーティストを交えて、ハノイとホーチミンでアーティスト・トークとパフォーマンス公演を行った。
日本からは霜田誠二、倉田めば、諸見里太志、早川カナ、濱田明李、島崎真実、杉野晋平、及川菜摘、厳振涛の9名が参加し、アジアからはフィリピン(ボエット・デメッサ、サム・ペナッソ、ケイ・オエック)、バングラデシュ(ジョイデブ・ロアジャ)、インドネシア(W クリスチアワン)、ミャンマー(タイタール)、中国(ドンジンリン)、韓国(パク・ジュヨン)など8ヶ国計17名のアーティストを招へい。ほとんどのアーティストが初めてのベトナム滞在であり、また、互いに初めて会うアーティストも多く、アジアのつながりを強く持てる体験となった。

関連する国/地域
フィリピン, インドネシア, ベトナム, ミャンマー, バングラデシュ, 中国, 韓国
協力団体/協力者
Nha San Collective
The Factory Contemporary Arts Centre

申請団体より

・ 事業を行って得た成果
参加したアジアの芸術家同士はほとんどお互いを知らず、また誰一人ベトナムに来た経験はなく大きな成果を得られた。参加した日本の若い芸術家にとってもアジア各国の芸術家との共同作業は大きな成果となり、お互いを知る第一歩として貴重な成果を生んだ。
・ 今後の展望や課題
アジア各国の芸術家たちと共同事業を行うことの可能性は大きい。これからも継続してこの事業を続けられればニパフの役割を果たすことができると強く感じられた。
・ 助成を受けての所感
宿泊代や国内生活費、そして交通費などは日本国内でニパフを開催するより低い予算で実施が可能となり、その分多くのアジア芸術家を招へいできることが分かった。

関連する事業

活動国・地域

アセアン野球教室

横浜・神戸・長崎洋館群とカイベー洋館群の保存と市民交流による新文化創造プログラム

Multitude of Peer Gynts – an Inter-Asian (Indonesia, Japan, Vietnam and Sri Lanka) Theater Collaboration

3rd SEAFIC Southeast Asia Fiction Film Lab program, sessions 1-3 (2019)

東南アジア島嶼部 異文化共同プロジェクト 『島嶼の王国シリーズ:ゴング三部作 』

サクラコレクション2017-2018

活動分野

日本・フィリピン・タイ アジア共同プロジェクト

シンポジウム&コンサート 『アジアにおける伝統と創造 Noh×Contemporary Music Vol.4』

演劇教育による子どもたちのエンパワーメント -PETAの“Safety Zone”構築に学ぶ-

フィリピン、インドネシアの先住民族青少年を対象とした環境問題をテーマとした演劇ワークショップによる交流事業

範宙遊泳×The Necessary Stage 滞在制作・公演(シンガポール/東京)

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

協力団体

Month of Art Practice – an annual art exchange and learning platform