フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
令和2 (2020) 年度
助成額
JPY 3,872,000
活動国・地域
フィリピン, インドネシア, 日本, オンライン

COVID-19の感染拡大により延期されていた当事業は、3つの参加国でそれぞれ演劇ワークショップを行い、国際交流部分はオンライン形式で実施した。テーマは「民話に学ぶ」とし、それぞれの地域に伝わる民話を語り部に取材し、それをもとに現代社会の抱える環境問題と絡めて演劇ワークショップを行った。フィリピンでは国内移動も規制されている中、山岳地方の村で若手ファシリテーター4人が演劇ワークショップを担当した。通信環境の悪さと雨季の長雨に悩まされたが、ファシリテーター4人のうち3人が演劇作品を作り上げた。インドネシア・アチェでは、事前に制作したビデオ映像(「森の番人」へのインタビュー)を活用し、映像作品に近い演劇を3日間で制作した。上田市でも語り部の全面的な協力を得てのワークショップで2つの演劇作品を作った。2か国ずつをオンラインで繋いでの交流、日本とインドネシアの講師によるウェビナーを経て、最終的には3か国を繋いだでビデオによる演劇発表と意見交換のオンライン・イベントを行った。

プロジェクトの様子(Facebookページ) https://www.facebook.com/theaterworkshopifugao
事業報告書(英文) https://issuu.com/cordilleragreen/docs/folktales_english_web_interactive
平成30年度実績 
https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1816/
平成29年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1705/

関連する国/地域
日本, フィリピン, インドネシア
協力団体/協力者
一般社団法人 シアター&アーツうえだ (犀の角)
花崎攝(演劇デザインギルド)
武田力
コミュニタス・ティカール・パンダン
アグス・ヌール・アマル

申請団体より

インドネシアやフィリピンの先住民の若者たちにとって今回の事業は、インターネットを連絡やゲーム以外に使用する新たな経験であり、ほとんどの者がZoomを使ったウェビナーや交流は初めてだった。感染拡大防止のためさまざまな催しが中止になっている中で、オンラインで海外と繋がることができるこのプロジェクトは大きな刺激となった。参加した若者たちは、地域に伝わる民話の発掘を最初は“退屈”に思ったようだったが、ファシリテーターの巧みな指導で、最終的にはそれぞれの地域文化の見直しと環境問題への関心のきっかけに結び付いた。演劇化に至らなかった物語も数多くあり、今にも失われそうな貴重な口承物語を次世代に継承する事業につなげていきたいと考えている。山岳部でのネット通信状況の改善には時間がかかりそうであり、ビデオではなく音声を使った創作活動や書籍などがまだ最も有効であると感じた。

関連する事業

申請団体

フィリピン、インドネシアの先住民族青少年を対象とした環境問題をテーマとした演劇ワークショップによる交流事業

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

活動国・地域

演劇教育による子どもたちのエンパワーメント-PETAの“Safety Zone”構築に学ぶ-

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

日本・フィリピン・タイ アジア共同プロジェクト

Jejak-旅Tabi Exchange: Wandering Asian Contemporary Performance

ONE ASIA Joint Concert 2016

Developing sustainable and resilient communities in the midst of climate change

活動分野

ワンス・アポン・ア・タイム

範宙遊泳×The Necessary Stage 滞在制作・公演(シンガポール/東京)

交差/横断するテキスト:ミステリーとミスティカルのあいだで

ひとつの机とふたつの椅子 one table two chairs meeting 2018

日本・フィリピン・タイ アジア共同プロジェクト

『地域の物語』ムーブメントの創出:世田谷×シンガポール 国際共同制作プロジェクト

協力団体

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業