里山創造生活(アジアとの地方創生協働プロジェクト)

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 10,674,250
活動国・地域
日本, タイ

藝大子アートプロジェクトとして、東京藝術大学とタイ・シラパコーン大学、インドネシア国立大学デンパサール校と連携して事業を実施。タイと茨城県での物々交換プロジェクトや、14名のアーティストを招へいし、大子町に滞在しながら、地域のリサーチ活動や小中学校でのワークショップ、作品の制作等を行った。さらに、その成果の発表会を大子町の廃校と駅前商店街で実施し、作品の展示や講演会等のイベントを開催した。 また、リサーチプロジェクトとして、シンガポール・ラサール芸術大学、フィリピン・デ・ラ・サール大学と提携し、茨城県北地域の住民との交流やコラボレーションが可能なアーティストを紹介してもらい、彼らに茨城県への滞在・リサーチ及び共同制作を呼びかけた。賛同したアーティストが来日し、地域の文化や歴史、産業、市民の生活や住民意識などについてリサーチを行ったほか、トークイベントやシンポジウムを通して地域の人々との交流し、相互の文化に対する理解を深めた。

平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1643/

関連する国/地域
日本, シンガポール, フィリピン, インドネシア, タイ, ベトナム, 台湾, 韓国, フランス, 英国
協力団体/協力者
シラパコーン大学
インドネシア国立芸術大学 デンパサール校
ラサール芸術大学
デ・ラ・サール大学

申請団体より

廃校となった学校の校歌を蘇らせるプロジェクトなど身近なものを活用したアート活動が展開され、改めて地元のものに目を向けさせるきっかけとなった。また、海外の伝統芸能を紹介するワークショップや、海外のアーティストと地元の子どもたちが一緒に制作を行う活動を通じて、国を超えた相互理解と交流の促進を図ることができた。特に地元の小中学校で行われたワークショップでは、異文化交流を通して、子どもたちの情操教育や参加した若手アーティストの育成にも寄与するものであった。 また、海外アーティストによるインタビューやヒアリングを通じて地域住民と密度の濃いコミュニケーションが図られ、トークイベントやシンポジウムを開催することによって、アーティストと地域住民との間に活発な意見交換やディスカッションを促進し、異文化との相互理解に寄与することができた。

関連する事業

活動国・地域

Asia City Pop Network Research Trip

爆音映画祭2019 特集タイ|イサーン VOL.3

Pwal! Pwal! Pwal! – Stay with Myanmar –

ろう者と協同する人形劇団、ラオス×日本の共同ワークショップ プロジェクト

インドネシアの消滅の危機にあるBeaten Bark製の絵巻物ワヤンベベルの保全継承を、社会全体で具体的に促進していく日イ協働の支援・応援プロジェクト

アセアンに於ける多文化交流を観光振興により実現する為の縦断的・横断的研究

活動分野

里山創造生活(アジアとの地方創生協働プロジェクト)

Community Art Project in Afflicted Areas of Tsunami – Japan and Aceh –

Low Fat Art Fest: 100% Concentrate Art Pieces Volume II

アーティスト・イン・レジデンス事業人材育成キャンプ&フォーラム アジア AIR CAMP 2017 in 陸前高田「生活と創造」

日本とインドネシア・アチェの被災地間協働によるコミュニティアート事業

A Photography Workshop for Young Timorese Photographers

協力団体

里山創造生活(アジアとの地方創生協働プロジェクト)