メディア変革時代を生きるアジア3カ国の若者のネットワーク構築事業―社会課題解決の担い手育成に向けて

  • アジア・市民交流助成
採択年度
令和元 (2019) 年度
助成額
JPY 1,332,300
活動国・地域
ミャンマー, バングラデシュ

若者のSNS依存はアジア全土で急激に進み、情報との付き合い方が共通課題となっている。2017年に発生したロヒンギャ難民問題においてはミャンマー・バングラデシュの2カ国で真偽不明の情報がSNS上で飛び交い、両国の若者がデモ活動を始めるなど啀み合う結果となった。 本プロジェクトでは日本、ミャンマー、バングラデシュ3カ国の社会変革に関心を持つ若者が①情報の偏りを互いに分析・認識し、②自ら課題の現場に赴いて本質を見極め、③課題解決策を含めた情報発信ができる若手リーダーの育成を目指すべく始動した。プログラム名を“LAMP”(Learn:学び、Act:行動し、Make:発信するリーダーシップを育むProgram)とし、社会に埋もれてしまった声を照らす灯り(ランプ)になってほしい、という想いも込めた。 プログラムを通じ、参加メンバーが歩み寄り、「協働」へ一歩を進めたことは大きな変化である。国境、フィールドを越えてより大きな連携が社会の課題解決を担う更なるプログラムの発展に取り組む、足掛かりを築くことが出来た。

関連する国/地域
日本, ミャンマー, バングラデシュ

申請団体より

LAMPは2019年に始動し、まだ2期プログラムの途中であるが、運営者自身である私たちもたくさんの気づきを得ることが出来ている。「異なる」と思っていた参加者たちの違いが、実はそこまで大きいものではないのかもしれない。「変わらない」ことへの気づきが、仲間の絆を深め、豊かな社会への想いを燃やし、それぞれが灯りとなり、コミュニティへの還元を生み出していく。そんな仲間たちをさらに増やしていきたいと思えたこと、そして参加者のみならず、このプログラム起業家や講師の方たち含め、より多くの想いあるステークホルダーを巻き込み、大きなうねりを社会に生み出していくプラットフォームを創出すべく、これからも取り組んでいく。

関連する事業

活動国・地域

国際ボランティア第1回アジア・オンライン・サミット

International Development Field Camp for Myanmar and Japan Youth Leaders

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日本・ASEAN・ボランティア・サービス (JAVS) 2016

活動分野

第27回アジア国際ネットワークセミナー

インドネシアなどアジア太平洋5カ国と日本のチェンジメーカー育成・交流事業

第5回ろう×セクシュアルマイノリティ全国大会 in 福岡

居場所と関係性を再構築する若者のリーダーシップ育成支援事業

現在の東南アジアで生きる性的マイノリティのアーティストによる映像作品の配信およびトークや交流

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