日比国際児の若者(JFY)と日本の若者との交流活動を通した新たな日比関係の構築

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成29 (2017) 年度
助成額
JPY1,162,468
活動国・地域
日本

かつてJFC(Jalpanese Filipino Children)と呼ばれフィリピンで育った日本とフィリピンのダブルの若者(Japanese Filipino Youth)と、大学生を中心とする日本の若者との交流活動。フィリピン・マニラを拠点に活動するJFYによる劇団「あけぼの」の劇団員5名およにその主催NGOであるDAWN(Development Action for Women Network)のスタッフ2名をフィリピンより招へいし、全国9カ所で演劇「クレイン・ドッグ~ルーツを探して」の上演と、日本の若者および地域住民との交流活動・ワークショップを実施した。JFYの若者たちが自らのアイデンティティや葛藤を描いた上演しながら日本の若者と交流・対話することで、日本にルーツを持つ若者たち同士の相互交流を深め、新たな日比関係の構築を図るものである。

令和元年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/pp1909/

関連する国/地域
日本, フィリピン
協力団体/協力者
Development Action for Women Network (DAWN)
Teatro Akebono

申請団体より

演劇公演および交流ワークショップを通して、同世代の日本の若者および日本で育った外国にルーツをもつ多文化の子ども・若者とたちとの活発な交流活動を行うことができ、「大人に代弁される子ども」から、「自ら発信し、語る存在」となったJFYたちにとって、親世代とは異なる新しい日本社会との関係を取り結ぶ機会となった。また、各地での交流活動に参加した日本の若者たちにとっては、複数のルーツを持つ多文化な人々の存在について改めて気づき、そのアイデンティティのあり方について理解を深める機会ともなった。上演作品「クレイン・ドッグ~ルーツを探して」は、日本とフィリピンの二つのルーツを持つ子どもたちを、ツルとイヌの間に生まれたクレイン・ドッグになぞらえたストーリーであったが、演じるJFYのアイデンティティや両親への想いを繊細かつ丁寧に描いており、幅広い年齢層の人々に深く訴えかけることができたことも収穫であった。  本事業の招へい団体である劇団「あけぼの」日本公演は1999年から実施していたが、今回初めてアジアセンターの助成を受けたことにより資金面での全面的なバックアップを得ることができ、全国での公演・交流活動をさらに充実することができた。

関連する事業

活動国・地域

「見放されたものの組織化」深化/拡張する現場

草の根の社会包摂型アートプロジェクトの日本・フィリピン間の交流促進とネットワークの構築

ミャンマー寺子屋教師招へい事業

オルタナティブな農・食・流通・教育の先駆者との交流から創るタイNGO・新時代への挑戦

防災文化セミナー 「スマトラ沖地震津波より10年を経て」

日本とインドネシアの介護文化に基づく介護教育TOTプログラムの調和化

活動分野

ストアハウスコレクション - タイ週間Vol.3 -

マレーシアの人形劇ポテヒ -多民族国家の文化実践を知る

マーク・テ『Baling』を通して歴史との向き合い方を考える/上演+レクチャー+リサーチプロジェクト

タイ山岳少数民族の子供たちを対象にした演劇ワークショップ

「伝統文化をもっと身近に!」交流事業

ストアハウスコレクション -アジア週間-

協力団体

日本とフィリピンにおける多文化理解のための演劇をつかった新しいワークショップの共同開発

日比ユース・ネットワーク構築のための日比国際児の若者(JFY)と日本の若者との演劇交流活動