「あいでみ」 被災地 × 社会変革

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 1,121,121
活動国・地域
フィリピン

地震・津波・原発事故による被災経験を持つ福島の高校生5名が、台風による被災経験を持つフィリピン・レイテ島を3泊4日で訪ね、現地の高校生と交流した。 激甚被害を受けた地域、貧困地域等の社会問題が顕在化している現場を訪問し、国立サン・ホセ高等学校(San Jose National High School)およびレイテ教育大学付属学校高等部(Leyte Normal University Integrated Laboratory School)との復興計画に関する意見交換や、地区長へのインタビューなどを通して、互いの被災地が持つ背景と現状への理解を深めた。 さらに、伊藤健(慶応義塾大学大学院政策メディア研究科特任助教)の指導のもと、社会課題解決の方法を両国の高校生同士が考え、福島県での報告会で発表した。

関連する国/地域
日本, フィリピン
協力団体/協力者
国立サン・ホセ高等学校
レイテ教育大学付属学校高等部

申請団体より

この事業での経験から、福島側参加学生5名のうち1名が、国際協力の世界での活躍を目指しアメリカの大学に進学した。また、1名は関東地方の大学へ進学後、地元(福島県浪江町)の2017年4月避難指示一部解除に先立ち、関東地方の大学生に対して毎週浪江町を案内し、福島県の復興に尽力している。 弊団体では、フィリピン、カンボジア、中国などの東アジア・東南アジア諸国の若者世代との交流を行っておるため、タクロバン市についても今後機会を見つけ交流の機会を持ち、両地域の復興・発展に寄与したい。

関連する事業

活動国・地域

国際ボランティア第1回アジア・オンライン・サミット

日本、インドネシア、フィリピンでのアニメーション・ワークショップ

日本・フィリピン未来共創のアイデアソンキャンプ

アンサンブルグループ奏楽によるマスタークラス

草の根の社会包摂型アートプロジェクトの日本・フィリピン間の交流促進とネットワークの構築

フィリピン共和国パンガシナン州立大学と協働の市民交流事業

活動分野

日本・インドネシアにおける防災コミュニティラジオの経験共有事業

多様な人々が参加するレジリエントな復興をめざして:世界津波の日制定記念シンポジウム

世界湖沼会議子ども交流事業

スポGOMI in Hanoi

日本とインドネシアの若者による地域資源を活用した持続可能な開発のための活動

JELF設立20周年シンポジウム 『将来世代の権利と法的戦略~私たちに何が出来るか~』