インストゥルメント・ビルダーズ・プロジェクト・キョウト

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成30 (2018) 年度
助成額
JPY 3,050,000
活動国・地域
日本

The Instrument Builders Projectは、インドネシアとオーストラリアのアーティストによる、音や楽器に焦点をあてた共同製作のためのプロジェクトとして、2013年からこれまで3回にわたり開催されてきた。今回は、初めて日本・京都で実施。The Instrument Builders Project Kyoto: Circulating Echo(ザ・インストゥルメント・ビルダーズ・プロジェクト・キョウト-循環するエコー) と題し、インドネシア、オーストラリア、日本から、文化的バックグラウンドもさまざまなアーティストを迎え、3週間にわたるプロジェクト期間の中で、「楽器を創作する」プロセスを共有しながら、新たな楽器創りに挑戦した。
アーティストがアイディアを共有し、試みを繰り返すスタジオの公開、ワークショップ、トーク、創作された楽器によるパフォーマンスを通して、新たな実験や発想が「楽器」という形で生まれるコラボレーションが多様な形で創出された。

Instrument Builders Project ウェブページ:
http://theinstrumentbuildersproject.com/the-instrument-builders-project-kyoto/

関連する国/地域
日本, インドネシア, オーストラリア
協力団体/協力者
ジョエル・スターン(Liquid Architecture)
クリスティ・モンフリース(The Volcanic Winds Project)
Andreas Siagian

申請団体より

多国間のアーティストらによる共同製作を目的としつつも、成果だけに焦点をあてるのではなく、創造の途中にあるプロセスを公開できたことはとても意義深いと感じる。約3週間という中期的なスパンでのこのような実験的な試みが可能な場として、国内で京都芸術センター以外の施設では、人材・設備・資金面などの問題から中々難しいのが現状ではないだろうか。本プロジェクトをひとつのモデルケースとし、ノウハウを他の施設・団体とも共有することで、日本における国際共同製作やアーティスト・イン・レジデンスの可能性を拡張していきたいと考えている。

関連する事業

活動国・地域

なら国際映画祭2016 『OUT IN JAPAN×NIFF』

日本・インドネシア共同制作ドラマ 『桜に願いを』

”What Price Your Dance” – A Lecture Performance on Dance, Work and Money

アンコール・ワット修復人材養成プロジェクト

インド・太平洋時代のアジア新秩序:日本・ASEAN・オーストラリア・インドにおけるアジア研究の知的協働

東京ドラマアウォード2015

活動分野

Creators’ Cradle Circuit Work In Progress 2019-2020:アジアの次世代のための越境型移動舞台芸術祭を作る方法

AUN J クラシック・オーケストラ“ONE ASIA Joint Concert 2015”

栗コーダー&フレンズ アジア6カ国 ミュージック&アート 共同制作プロジェクト

第二回 日・ASEAN音楽祭

東南アジア島嶼部 異文化共同プロジェクト 「島嶼の王国シリーズ:ゴング三部作」

爆音映画祭2019 特集タイ|イサーン VOL.3