日本・ASEAN国際ボランティア・サミット

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成29 (2017) 年度
助成額
JPY1,341,096
活動国・地域
フィリピン

日本とASEAN7か国の国際ボランティアNGOのリーダーと若手24名を中心に、フィリピンのセブで2017年10月6日~11日の6日間、以下の活動を行った。 ① フィリピンのNGOリーダーや国連職員ら28名と、ASEAN域外から5か国の外部専門家8名が加わり、国際会議を実施。国際ボランティア(IVS)版SDGs(持続可能な開発目標)を議論・作成した。また地元の市民・若者約200名と歓迎会・IVS展示会で交流した。 ② 「長期ボランティア発展会議」と題し、各団体の課題・ノウハウを共有し、ルールとツールを議論・作成した。 ③ 「特別ワークキャンプ」として、ヒルトゥガン島の住民約300名と共に海岸清掃や子ども達への文化交流授業、活動紹介、交流会などを実施。 上記②③は、二手に分かれて実施した。 国際ボランティア活動は、地域と若者に深く広く自然な異文化理解・友好を育み、社会の改善や地域活性化を目指して、97年間続いてきた。この活動と協力を日本・ASEANで発展させ、SDGsと連携するため、本事業が開催された。

平成26年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/grant/pp1429/
平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/grant/pp1562/

関連する国/地域
フィリピン, インドネシア, マレーシア, タイ, ベトナム, カンボジア, ミャンマー

申請団体より

本事業により、以下のような成果があった。 ① 国際ボランティア(IVS)界で初の2030年目標ができた ②NGOと500名の市民が協力関係を発展させた ③NGOと他セクターとの協働が促進された ④文化・環境・教育・復興・福祉を改善する新しい力を生んだ ⑤若い担い手と住民が友情・相互理解・連帯感を育んだ ⑥若者が様々な力を伸ばし、担い手に育った 一方で次の課題も見つかった。 ①1 回の会議では限度があり、継続・発展が必要  ②IVS外の団体の参加で幅が広がったが、焦点がぼけた ③日本・ASEANの全11ヶ国の参加を狙ったが、8ヶ国だった 以上を教訓としながら、今後は以下の行動を実行したい。 ①IVS 版SDGsを各地のLocal SDGsとつなげながら、数万人のボランティアや住民と活用・更新する ②SDGs協働事業など、サミットで作成した行動計画を着実に1つずつ実行して、成果を出す ③行動計画にも盛り込まれた、第 2 回サミットを2019年3月に日本で開催する

関連する事業

申請団体

国際ボランティア第1回アジア・オンライン・サミット

日本・ASEAN・ボランティア・サービス (JAVS) 2016

日本・ASEAN・ボランティア・サービス(JAVS)

活動国・地域

農業の持続性の3要素の実現に向けてフィリピン・アブラ州と兵庫県・丹波市の農業交流の試み

アンサンブルグループ奏楽によるマスタークラス

日本、インドネシア、フィリピンでのアニメーション・ワークショップ

日本とアジア各国によるジュニアオーケストラ交流事業

フィリピン共和国パンガシナン州立大学と協働の市民交流事業

草の根の社会包摂型アートプロジェクトの日本・フィリピン間の交流促進とネットワークの構築

活動分野

ベトナムの人々を感動させた日本固有の紙芝居、その魅力を生かした日越文化交流を、根付かせ広げる事業

全日本製造業世界コマ大戦2015

北海道ベトナム交流会in札幌

農業の持続性の3要素の実現に向けてフィリピン・アブラ州と兵庫県・丹波市の農業交流の試み

Japan・ASEAN Youth Conference 2016

International Development Field Camp for Myanmar and Japan Youth Leaders