アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017 東京

  • The Grant Program for Enhancing People-to-People Exchange
Grant Year
Fiscal Year 2017
Grant Amount
JPY1,362,500
Country of Activity
Japan

アジア太平洋地域のディスレクシア(読み書きの困難)当事者、支援者などの市民団体との交流を通じ、アジア太平洋のディスレクシアの人たちのネットワークを構築することを目的とする。文化、言語、宗教、歴史も異なる国々においてディスレクシアの人たちが活き活きと生活するための共通の課題に取り組む。 5月にシンガポールとタイ、8月にベトナムを訪問し、支援団体と当事者と会合を開き、現地の状況、教育の現状などについて情報交換をした。 10月に東京で開催した「アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017」では、各国の活躍している若者(タイ、マレーシア)と支援者(シンガポール、インドネシアとベトナム、他の地域からも研究者や団体の代表)を招へいしシンポジウム、ワークショップ、ブース展示、才能展の形での啓発を行った。

平成30年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/pp1812/

Related Countries
Japan, Singapore, Indonesia, Malaysia, Thailand, Vietnam, ブータン, インド, ニュージーランド, 香港
Co-organizer(s), Cooperator(s)
Dyslexia Association Singapore

From the Organizer

日本の参加者にはアジア各国でのディスレクシアに関する取組について知ってもらうことができ、同時にアジアの招へい者には日本の現状を伝えることができた。会場では日本人参加者やボランティアと海外からの招へい者が和気あいあいと交流をした。 イベント後には各国の登壇者それぞれがSNSにてイベントの様子を発信した。特に当事者にとっては初来日、イベントでの登壇、参加者との交流は有意義なものであった。また、アジア各国のディスレクシア関係者(教授、支援者、専門家)は当イベントで得た知識を活用し、自国でのディスレクシア支援に生かしている。 2020年に日本で開催が予定される世界ディスレクシア・フォーラムへ向け2016年、2017年に続き、2018・2019年もフェスティバルを企画中。イベントは毎年新たなメンバーを加え、ディスレクシアをとり囲む課題について異なるテーマについて考えて行きたい。

Projects related to this Grantee

Countries of Activity

2015アジアフォーラム in 石川

災害からのコミュニティ再生の経験を学び合う日本・インドネシア交流事業

マーク・テ『Baling』を通して歴史との向き合い方を考える/上演+レクチャー+リサーチプロジェクト

日比国際児の若者(JFY)と日本の若者との交流活動を通した新たな日比関係の構築

こどもたちによる日本とマレーシアの伝統舞踊の交流事業

日本とフィリピンにおける多文化理解のための演劇をつかった新しいワークショップの共同開発

Field

アジアにおけるろう青少年の交流プログラム

アジア姿勢保持プロジェクト:寝たきりゼロのための姿勢保持普及に関する日本・タイ交流事業

アジアンビートプロジェクト 2015

健康都市交流事業 ~ヘルシースクールで育む健康文化~

ユニバーサルツーリズムで「もっと微笑みの国・タイ」へ どこでも、誰でも、いつでも旅行が楽しめる国へ

アジア太平洋ディスレクシア・フェスティバル2018