アジアの共通課題に取り組む実践家のための相互学習と共創

  • アジア・市民交流助成
採択年度
令和元 (2019) 年度
助成額
JPY 1,038,121
活動国・地域
タイ, インドネシア, 日本

高齢化、都市部への人口集中、防災等、アジアに共通する社会課題に取り組む実践家のための国際交流プログラム。相互学習と共創を目的とし、現場視察と共創を生む対話を実施。
第一弾ではタイ(テーマ:民間主導のコミュニティケア)、第二弾ではインドネシア(テーマ:起業家精神を持った人材の育成)において、日本の同テーマに取り組む実践家による現地の訪問、ラーニング・コミュニティの形成、双方の強みを活かした共創をコーディネートした。
第一弾では、コミュニティケアや、コミュニティに根差した活動をするタイの実践者を訪問。またタイから来日し、コミュニティドクターの現場視察を実施した。
第二弾インドネシアにおいては、社会起業家の中間支援組織・機関、社会起業家、起業家教育に重きを置く教育機関を訪問。当初予定していた来日は、コロナウイルスの影響でキャンセルとし、オンラインにて日本の中間支援組織のヒアリングを行った。報告会イベントは、タイ・インドネシアそれぞれについて、オンラインにて開催。コミュニティケア、人材育成に取り組む方のみならず、国外から新たな視点を得たいという参加者も含め、満席開催となった。

申請団体より

第一弾、第二弾ともに、各国での実践的な学びがあり、参加者各自の現場で適用していくものを得た。また、実践的なこともさることながら、参加者の事業への取り組み方、向き合い方への影響が大きく、今後の事業への影響が期待される。これは、日常と離れて、まっさらな視点で新しいものを見たこと、またそれぞれの領域において、共通言語のある参加者をコーディネートすることにより創造されたと考える。
継続企画として、本プロジェクト参加者との共創による新規プロジェクトが企画されている。

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