日本とカンボジア相互の教育実践交流事業

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成30 (2018) 年度
助成額
JPY 303,200
活動国・地域
カンボジア

特定非営利活動法人オアシスは、アンコール遺跡保護区域内にあるバイヨン中学校の開校の準備段階から関わり、学校関係者の開学理念に沿った支援活動を実施している。当地域の他の中学校にはない充実した教育施設を備えており、これら施設の有効活用を目指してモデル授業の実施や地域を巻き込んだ運動会の開催に向けての支援を継続してきている。 今回、助成を受けて日本人教職経験者4名をバイヨン中学校や州教員養成学校等に派遣し、カンボジアではあまり行われていない体育や家庭科といったモデル授業の実践を行い、指導力向上を図った。環境教育にも取り組み、現地の実情を踏まえた体験活動を重視した活動を行っている。

関連する国/地域
日本, カンボジア
協力団体/協力者
アンコール人材養成支援機構

申請団体より

本法人では、年間20~25名程度の編成で3~4回のカンボジア定期訪問を実施している。 また、日本国内においては、できるだけ機会をとらえ報告会や講演会、写真展やカンボジア子ども絵画展などを開催し、いろいろな視点からカンボジア(途上国)理解の推進に努めてきている。それらの成果もあってか、新入社員やカンボジア訪問同行者は年を追うごとに増えてきている。カンボジア支援活動を始めた2009年の社員数15人に対して本年4月1日の社員数は42人、2018年度は両校合わせて130時間の授業を実践した。  今後も教員OB主体の本法人組織の特長を活かし、日本の教育実践のよさの伝承と、現地の特徴を活かした教育活動の創造をめざして支援活動を発展させていきたい。

関連する事業

活動国・地域

東南アジアにおける漆工芸を通した文化交流事業

カンボジア・東北・北九州のこどもたちをつなぐ「Smilink Action」

国際ボランティア第1回アジア・オンライン・サミット

日本とカンボジアの大学生による科学実験教室の協働開発及び開催事業

和太鼓ツアー in カンボジア

ジュニアユースサッカーフェスタ2018 イン カンボジア

活動分野

インドネシア親善友好・交流事業

Japan・ASEAN Youth Conference 2016

世界湖沼会議子ども交流事業

次世代リーダー育成のためのアジア競技大会 インターナショナル・サイエンス・エンタプライズ・チャレンジ

ベトナムの人々を感動させた日本固有の紙芝居、その魅力を生かした日越文化交流を、根付かせ広げる事業

ASEAN Japan Youth Friendship Project for 2020