ラオスルアンパバン世界遺産仏像修復技術者育成プロジェクト

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成28 (2016) 年度
助成額
JPY 4,652,851
活動国・地域
ラオス, 日本

今年度の活動概要は以下の通りである。
(1)技術者養成指導
今年度はルアンパバン国立博物館職員のMs. Viraivan PHONSAMAI氏、ラオス情報文化観光省美術工芸局課長のMr. Sintheva SAYASANE氏の2名を日本へ招き、2週間の技術研修、文化交流を実施した。
(2)仏像修復及び技術者育成
仏像を修復するという文化が存在しないラオスにおいて、ルアンパバンには破損が激しい仏像が多く放置されている。信仰対象としての仏像をラオス人の手で守り継承していくことを目指し、ルアンパバン現地での仏像修復及び技術者育成を行った。
(3)仏像の管理と被害状況調査
ルアンパバンの各寺院における仏像管理状況は悪く、相次ぐ盗難被害に対して対策が行われていないのが現状である。ルアンパバン各寺院の仏像個体及び設置状況調査を実施し、安置状況を把握し対策を行う為のデータベースを作成している。
(4)パタイペット(ラオスセメント)伝統方法の調査・研究
Strothman Jill Emma氏担当のパタイペット(ラオスセメント)研究は、今年度より帝京大学鈴木稔教授との強度検査などの専門的な共同研究作業を行うことができ、仏像修復に実用可能なパタイペットの製造実現に近づいた。
(5)ルアンパバン美術学校の学生による工房見学の実施
ラオス国内での当事業の認知度の拡大と新たな発展のため、今年度よりルアンパバン美術学校の学生を修復作業現場に招き、ラオス人スタッフによる実践研修を実施した。
(6)ルアンパバン美術学校作業場整備支援
2012年草の根文化無償協力資金の援助でルアンパバン美術学校へ寄贈した木工電動工具を、同校の移転に伴い新校舎内にて作業施設新設及び機材の移転・設置を行った。
(7)ラオス国立美術学校仏像修復鋳造場整備
当修復事業は毎年ルアンパバンでのみ実施されてきたが、新たにビエンチャンでの作業を可能にするため、ラオス国立美術学校敷地内に鋳造作業所を建設することとし、今年度は基礎工事を行い、日本より鋳造機器、窯を輸送した。

平成30年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1839/
平成29年度実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1756/

関連する国/地域
日本, ラオス
協力団体/協力者
ルアンパバン国立博物館
ラオス国立美術学校
ルアンパバン美術学校
帝京大学文化財研究所
京都精華大学立体造形コース

関連する事業

申請団体

ラオスルアンパバン世界遺産仏像修復技術者育成プロジェクト

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活動国・地域

ラオスコーチ・アスリート支援事業 2018

ラオスアスリート・コーチ支援事業

日本ラオス外交樹立60周年記念 映画プロジェクト

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ろう者と協同する人形劇団、ラオス×日本の共同ワークショップ プロジェクト

アセアンに於ける多文化交流を観光振興により実現する為の縦断的・横断的研究

活動分野

東京藝術大学シルクロード特別企画展

日本棋院 ASEAN 囲碁研修

Skills Development in the Preservation of Wooden Structures in the Philippines

カンボジア,サンボー・プレイ・クック遺跡群の保全に関わる人材育成

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協力団体

ラオスルアンパバン世界遺産仏像修復技術者育成プロジェクト

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