食を通じたアジア・環太平洋の少数民族のエンパワーメント 3か年計画

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
令和元 (2019) 年度
助成額
JPY 3,877,821
活動国・地域
日本

ASEANを中心としたアジア・環太平洋の先住民族とその支援団体から、27ヵ国150名の食と一次産業に関わるキーパーソンを招聘し、4日間のシンンポジウムと分科会を実施した。「Indigenous Terra Madre」とは、世界160か国8万人の会員を有し、食環境や生産者の課題解決に取り組む世界最大の食のプラットフォームSlow Foodの取組みの一つであり、今年度はそのアジア・環太平洋版として、これまでアイヌの食文化を世界に発信する活動で連携してきたと がホストを担った。
本事業では、メインテーマを「気候変動と食の持続可能性」とし、各地の先住民族と食に関する固有の課題・共通の課題について共通認識と議論を深め、最終日には「祈りの宣言文」をまとめた。また、市民や企業、関係機関の理解と協力の促進のため、伝統食や伝統工芸を楽しく気軽に体験できるような、マルシェやワークショップを同時開催した。

事業関連ウェブサイト https://slowfoodnippon.wixsite.com/website/itm-old
2020年度 実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc2014/

関連する国/地域
日本, フィリピン, インドネシア, マレーシア, タイ, イタリア, 米国, ニカラグア
協力団体/協力者
スローフードインターナショナル
アイヌ女性会議メノコモシモシ
クリステンセン財団
国際農業開発基金
パワンカ財団
タマルパイス基金

申請団体より

私たちはいま、天然資源の枯渇や気候変動、生物多様性の喪失など地球規模での危機に直面し、食文化も多大な影響を受けている。本事業では、①自然と共生してきた各地の先住民族が祖先から受け継いできた叡知から学び、地球上で人間が生きていくために、自然に対峙する姿勢や、価値の捉え方を考え直す機会を作り、②同時に、この学び合いが、現代の構造の中で発言権を持てていないことの多い、「先住民族」のエンパワメントとなった。③そして、全ての人と関わりがある「食」というテーマを設定することで、全参加者が自分ごととして捉えることができた。本事業を通じて、改めて「先住民族の叡智の重要性」「エンパワメントの必要性」そして「『食』の学際性」を認識した。また、このような視点に価値を感じ、支援・助成をする団体も多くあるということも確認できた。それほど、喫緊に取り組むべきであるテーマということと理解し、引き続き事業を行なっていく予定である。

関連する事業

申請団体

食を通じたアジア・環太平洋の先住民族のエンパワーメント 3か年計画 (2年目)

活動国・地域

Strengthening Japan-Thailand Research Network on Cultures of Transnationalism and Diaspora

アジアでのアール・ブリュット作品調査及び専門家交流事業

第11回アジアの建築交流国際シンポジウムにおける「東日本大震災震災復興(七ヶ浜町)アジア大学学生設計提案ワークショップ」

日本・インドネシア共同制作ドラマ 『桜に願いを』

北村明子 Cross Transit project

ろう者と協同する人形劇団、ラオス×日本の共同ワークショップ プロジェクト

活動分野

若手老年学研究者のためのワークショップ 「高齢者に優しいコミュニティをつくるアクションリサーチ」

女性の創業における障壁に関する調査とその障壁を越えるためのイベントの開催及び報告書の作成

若手老年学研究者のためのワークショップ「高齢者に優しいコミュニティをつくるアクションリサーチ」

第1回アジア非営利セクター国際会議およびアジア非営利セクターに関する国際共同調査

国境を越えて困難に打ち勝つコミュニティづくりのための対話を促進するコミュニティラジオ国際会議

アセアン諸国における企業メセナの促進とネットワーク構築に向けた調査・協議

協力団体

食を通じたアジア・環太平洋の先住民族のエンパワーメント 3か年計画 (2年目)