東南アジアにおける資本主義のあり方に関する共同研究

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 1,329,345
活動国・地域
インドネシア

日本、インドネシア、タイの経営史研究者が、東南アジアの資本主義、経営のあり方について渋沢栄一の思想と実践と比較しながら研究する事業で、2018年度に英語と日本語で成果出版を目指している。2015年はインドネシア、ジョグジャカルタでワークショップを実施し、主にインドネシアの研究者が各自の研究について発表し、他の研究者と議論した。これによって研究の現状と課題が明らかになり、今後の研究の方向性を確認することができた。また、このワークショップはインドネシア、タイと日本の経済史、経営史の専門家が集まる貴重な機会であるため、両国経済の歴史と現状について相互理解を深める目的で、インドネシアのビジネスリーダーと日本のビジネスリーダーを招いて公開レクチャーと意見交換会を行った。

2016年度採択事業 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1640/

関連する国/地域
日本, インドネシア, タイ, オランダ, オーストラリア
協力団体/協力者
ガジャ・マダ大学

申請団体より

本プロジェクトではインドネシア、タイの若手研究者が日本、欧米の経営史研究者とともに国際研究プロジェクトに参加することで、発表の場を得て研究の実績を積むことが可能となり、特に東南アジアではまだ研究実績の少ない「経営史」の分野の研究者育成に寄与している。一方で、ワークショップはあくまで研究成果を共有する場であり、研究の実施は参加者各人にゆだねられているため、進捗状況にばらつきがある。今後はインドネシア、タイ各国の参加者の中からリーダーを指名し、緊密に連絡を取りながら最終目的である成果出版に向けて各自が着実に研究を進めることができるようにしたい。

関連する事業

申請団体

東南アジアにおける資本主義のあり方に関する共同研究

活動国・地域

Understanding Your Neighbors: Exploring Narratives of Asian Society in Contemporary Literature

山形ドキュメンタリー道場3

Asian Dramaturgs’ Network 2018 Satellite Meetings

バティックを中心とした日本インドネシア染色文化の交流と共同制作プロジェクト

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

Transformative Learning towards a Just and Ecologically Sustainable ASEAN Community

活動分野

東南アジアにおける資本主義のあり方に関する共同研究

東南アジアとの民主主義対話とアジア言論人会議

アンコール・ワット修復人材養成プロジェクト

ミャンマーにおける人権に関する交流・教育トレーニング

第2回 Japan Study Tour

Transformative Learning towards a Just and Ecologically Sustainable ASEAN Community

協力団体

アセアンに於ける多文化交流を観光振興により実現する為の縦断的・横断的研究