東アジアにおける薬物依存回復支援者養成システムの構築

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成30 (2018) 年度
助成額
JPY 632,880
活動国・地域
日本

「東アジア薬物依存者回復支援者(DARS)養成セミナー」を2日間に渡り開催。この30年余の間に、欧米のNA(Narcotics Anonymous;薬物中毒者の集まり)を導入して独自の発展を遂げ、いまや日本の薬物政策には不可欠な存在となっているダルク(Drug Addiction Rehabilitation Center: DARC)など、民間団体による回復支援活動のスキームを東アジア地域にも実装するため、東アジア地域に民間主導の回復システムを構築していくことを目的として実施した。日本国内だけでなくアジアを中心とした8つの国・地域から研究者、実務家、支援者を招き、のべ150名を超える参加があった。アジアにおける薬物依存からの回復についての最新の情報と理論を学ぶため、薬物問題の現場・回復支援の現場で働く人たちが立場を越えて、一堂に会し、意見を交換する回復支援者養成のための公開セミナーを行い、薬物依存者の回復支援活動を国際化するためのキック・オフとなった。

開催レポート http://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-3287.html

申請団体より

本セミナーは、薬物問題の現場・回復支援の現場で働く人たちが立場を越えて、一堂に会し、意見を交換する回復支援者養成のための公開セミナーとして開催した。当日はその目的に十分見合う、多種多様な国籍・職種(所属)・立場からの参加を得ることができ、非常に活発な意見交換が行われた。
国際交流基金アジアセンターの助成を得て実施したことによって、国内外の関係機関および専門家の信頼を獲得することができたことに感謝している。その成果として、国内外の多くの専門家がスピーカーとして参加するに至った。
本セミナーでは、当事者の主体性を基盤とした回復支援というコンセプトを実現するため、当事者およびステークホルダーが主体的に参加する “えんたく”という新たなスキームを導入した。国境や言語の壁を越えて、課題共有の実を上げることができるかどうか、という挑戦的な企画であったが、多くの方々の協力と寛容によって、実現することができ、今後の発展・定着を確信した。本事業を実施した結果、各国の大学や病院等と組織的な協力関係を強化していくことで合意し、現地での研修や大会開催の計画が具体化しつつある。

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