山形ドキュメンタリー道場 2019

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
令和元 (2019) 年度
助成額
JPY 2,934,614
活動国・地域
日本, シンガポール

秋深まる山形蔵王温泉で30日間、タイ、シンガポール、台湾のドキュメンタリー制作者5名が「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」プログラムに参加し作品制作に取り組んだ。初週には、日本の制作者と世界のメンター(講師)陣が集うワークショップが開催され、参加者同士の相互啓発、切磋琢磨の場。滞在後半期には冬に向かう季節とともに、静かで集中した創作の時間となった。合間には、山形の市民や子どもたちとの交流、地元山形の文化や文化人と出会う機会が作られ、地域と世界の邂逅が実現した。 参加者たちは「Faces山形」と題する山形での出会いを撮った3本の短編映像作品を置き土産に残した。 山形国際ドキュメンタリー映画祭で関連イベント、事業終盤には山形と東京で一般公開の報告会が開催された。AIRパートナーのオブジェクティフス(シンガポール)へ日本から映像作家を1名派遣、当地で30日間の創作滞在が行われた。

事業ウェブサイト https://ddcenter.org/dojo/

平成26年度 アジア・市民交流助成実績
 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/pp1417/
平成28年度 アジア・フェローシップ実績
 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/fellow/fs1608/
平成30年度 アジア・文化創造協働助成実績
 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1804/
令和2年度 アジア・文化創造協働助成実績
 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc2019/

申請団体より

才能あるアジアの映像制作者の可能性と課題に、地方都市山形のもつ豊かさと課題をマッチングし、時間をかけ合わせることで、それぞれにとっての課題解決と成果が出せる事業であった。毎年継続的に開催し、普遍性と深い訴求力のある作品がどんどん完成していくことを望む。味噌や醤油、日本酒の醸造所のように、年間を通した拠点と活動の持続可能な安定した資金供給が主催者としての今後の課題だと考えている。

関連する事業

申請団体

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活動国・地域

Contemporary Asian Masks:Reconfiguration and Transformation

インドネシアの消滅の危機にあるBeaten Bark製の絵巻物ワヤンベベルの保全継承を、社会全体で具体的に促進していく日イ協働の支援・応援プロジェクト

サクラコレクション

アジア=ヴァルドルフ教員会議 2015

ダンス イン アジア 2019 〜ダンスラボトリープロジェクト イン インドネシア

アセアン諸国における企業メセナの促進とネットワーク構築に向けた調査・協議

活動分野

Tokyo Docs 2015

Manila, Tokyo, FESTIVAL OF THE RECENTLY POSSIBLE 2019: Towards an Asian Network of Digital Art & Sound

爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2

Wathann Film Festival ♯5

Rising Indies! Tokyo-Manila

Tokyo Docs 2020

協力団体

アジア・フィルム・コミュニティ

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