本リサーチは、日本各地に存在している自己組織化された芸術と文化のイニシアティブと共同的実践に関するリサーチを中心としており、アーティストコレクティブ、オルタナティブアートスペース、アートプロジェクトなどを含め、教育・知的・コミュニティプログラムに関連するイニシアティブに着目している。新世紀のシステムに疑問を投げかけ、それに対抗する近年のイニシアティブの新しい枠組みと方向性を把握するため、とりわけ過去数十年において有効であったプログラムに注目している。またこのリサーチは、様々なセクター内の世界的な現象である「自己組織化」のより大局的な図式の中で、現代のアートと文化および社会政治学的文脈の双方から近年のイニシアティブの考察を試みている。

主な活動地

東京、瀬戸内、福岡、山口、札幌、横浜、大阪、京都、愛知

受入機関／協力者

特定非営利活動法人 アーツイニシアティヴ トウキョウ (AIT/エイト)

活動報告書

Self-Organized Initiatives and Collective Practicies in Japanese Contemporary Art Community (1MB)