スポGOMI in Hanoi

  • アジア・市民交流助成
採択年度
令和元 (2019) 年度
助成額
JPY 530,043
活動国・地域
ベトナム

「スポGOMI」はごみ拾いに「スポーツ」のエッセンスを加え、「競技」へと変換させた日本発祥の新しいスポーツである。チームで力を合わせ、制限時間内に定められたエリア内でごみを拾い、その質と量をポイントで競い合う。 昨今、世界の共通課題として海ごみが問題となっているが、海ごみを減らすには、住民のポイ捨てを防止するための普及啓発が重要であり、そのツールとして日本各地でスポGOMIが活用されている。

本事業では、海ごみ対策の一環として、海ごみ排出世界4位の国であり、ごみの散乱が常態化しているベトナムのハノイ及び世界遺産のハロン湾でスポGOMIを実施した。多くの市民が参加し、開催後のアンケートでも新しいごみ拾いの方法に高評価を得ることが出来た。今回、スポGOMI大会の運営は、現地で定期的に清掃活動を行っているボランティアグループから協力を得て実施したことから、今後はスポGOMIという形でも清掃活動が実施されることを期待できる。

関連する国/地域
日本, ベトナム
協力団体/協力者
一般社団法人 ソーシャルスポーツイニシアチブ

申請団体より

今回、初めてベトナムでの開催となったが、日本での実施と異なり、場所許可申請等で苦労する部分があった。海外での大会開催は、その国に合わせた設定にする必要があるため、事前に情報交換を十分に行う必要があることを学んだ。
今後、日本は近隣諸国であるアジア諸都市と連携し、海ごみ散乱防止に関わる活動を行っていく必要がある。その一環として今回はアジアセンターからの助成を受け、ベトナムでスポGOMIを実施することが出来たが、今後も日本発祥のスポGOMIをアジア各地で開催し、活動を広めていきたいと考えている。こういった活動の初期段階ではある程度の経費負担が必要となるが、他地域でも活動を広げていく意義を改めて認識した。

関連する事業

活動国・地域

ベトナムとタイの日本語学習者と日本人NPO会員が、異文化コミュニケーションギャップについて議論を交し、相互理解を促進する事業

東南アジアにおける漆工芸を通した文化交流事業

サクラコレクション2014 大阪

伝統文化を東京からアジアへ広げようプロジェクト委員会

テラジア オンラインウィーク2021

ベトナム(ホーチミン)にて日本文化を学ぶ明越日本語学校の青少年を対象にした演劇ワークショップ

活動分野

ディアボロミーティング -オンライン 2020-

日本とミャンマーのアジア青少年国際交流およびフレンドリーマッチ

日本タイ市民・青少年 空手道共同研鑽・国際文化交流・友好促進事業

東南アジア合同強化合宿

スケート・スポーツ 次世代人材発掘プロジェクト

日本・インドネシアにおける柔道ならびに柔道整復の交流事業