東南アジアとの民主主義対話とアジア言論人会議

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 6,932,299
活動国・地域
インドネシア, 日本

本事業の目的は、日本と東南アジア各国の有識者が課題を共有し、解決策を共同で議論し提案すると同時に、民主主義を支え課題解決に取り組む、自由で公開された議論の場を日本と東南アジアの場に創設し、アジアの民主主義をより拡大させる健全な世論の形成に寄与することである。そのための舞台を、まず日本及び東南アジアの大国であるインドネシアに構築するため、2015年12月より各関係者と協議を重ねてきた。元々は、アジアにおいて世界の政府首脳が参加する有力な舞台「バリ民主主義フォーラム (BDF)」との連携を念頭に入れていたが、ジョコ・ウィドド政権下での影響力の低下から、独自に国内の有力なシンクタンク及びオピニオンリーダーの協力を交えて実施する運びとなった。
第1回「アジア言論人会議」(2016年8月19日~20日開催)には、本事業の中心的な協力者であるハッサン・ウィラユダ元外務大臣をはじめ。1999年の民主化改革の際に民主主義と人権の保護のたね憲法裁判所設立に尽力した初代憲法裁判所長官であるジムリー・アシディキ氏、次世代リーダーとして著名なイェニー・ワヒド氏、イスラム思想研究の優れた歴史学者である国立イスラム大学ジャカルタ校大学院院長のアジュマルディ・アズラ氏、そしてインドネシア国内最大のシンクタンク・戦略国際問題研究所のトップが参加、インドからも現政権と関係ん深いオブザーバー・リサーチ財団が参加し、日本の国会議員、大使経験者、民主主義を研究する著名な学者ら8名と「世界の民主主義はどのような試練に直面しているのか」、「アジアの民主主義は後退したのか」の2点をテーマに議論を重ねた。3年計画の1年目の目標である、日本とインドネシアの2国間の間に民主主義と地域の課題について協議する舞台を作り上げ、有力者が参加するネットワークが指導した。

2016年度採択事業 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1627/ 
2018年度採択事業 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/ja/grant/cc1838/

関連する国/地域
日本, インドネシア, インド, イラン, 米国, ロシア etc.
協力団体/協力者
インドネシア戦略国際問題研究所
オブザーバー・リサーチ財団
平和民主主義研究所

関連する事業

申請団体

東南アジアとの民主主義対話とアジア言論人会議

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活動国・地域

サクラコレクション

ひとつの机とふたつの椅子とシェイクスピア one table two chairs meeting 2016

栗コーダー&フレンズ アジア6カ国 ミュージック&アート共同制作プロジェクト

東南アジアとの民主主義対話とアジア言論人会議

Transformative Learning Towards a Just and Ecologically Sustainable ASEAN Community

サクラコレクション2017-2018

活動分野

演劇教育による子どもたちのエンパワーメント-PETAの“Safety Zone”構築に学ぶ-

Transformative Learning Towards a Just and Ecologically Sustainable ASEAN Community

第3回アジア未来会議 ASEAN「宗教と社会」円卓会議《東南アジアの社会環境の変化と宗教の役割》

東南アジアとの民主主義対話とアジア言論人会議

東南アジアにおける資本主義のあり方に関する共同研究

Measuring Social Enterprise Research Exchange and Learning in Asia (MSE-REAL)-Phase 3

協力団体

東南アジアとの民主主義対話とアジア言論人会議

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