日本の着物とラオスの織物を通じた市民レベルの文化交流事業

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成29 (2017) 年度
助成額
JPY1,286,870
活動国・地域
ラオス

ビエンチャンハイスクール、ラオスの日系企業TSBLaoなどの協力により「着物とラオス織物のコラボレーション」をテーマに、着物とラオスの伝統衣装であるシンの布を通じた市民交流を行い、相互の伝統文化の継承と発展に関する意識を深めた。ラオスのビエンチャンハイスクールでの浴衣の着付け体験や、第4回ジャパンフェスティバルでの着物ショーでは、ラオス織物を利用した半幅帯や半襟などを紹介し、日本の着物文化をラオスの人に広く伝えた。 日本国内でも事前発表会を開催したり、駅構内の市民ギャラリーや高齢者交流施設で、ラオスの織物を使用した半幅帯や半襟の着物姿を紹介したりし、ラオスの織物の活用を広く伝えた。

関連する国/地域
日本, ラオス

申請団体より

ラオスの方々からは写真撮影の要望を沢山いただき、日本の着物にラオス織物を取り入れた姿を人々に広く伝えることができた。 日本国内でもJR佐倉駅の市民ギャラリーにおいて、ラオス織物を着物に活用した様子を展示したところ、多くの方々が立ち止まり観覧していた。散歩中の男性からは「ラオス織物をとてもおしゃれに着物に取り入れましたね。」と声をかけられ、また、ある女性からは「こんな帯を作ってみたい。」との感想が寄せられるなど、ラオス織物で作った半幅帯や半襟、帯揚げがラオスと日本の双方で高い評価を得る事が出来た。 今後もあらゆる場面で、ラオス織物を使っての着物姿を紹介していきたい。

関連する事業

活動国・地域

日本とアジア各国によるジュニアオーケストラ交流事業

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国際ボランティア第1回アジア・オンライン・サミット

ラオスにおけるアート教育推進事業

アジアの若手クリエイター交流事業

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活動分野

伝統文化の継承を通し、地域の誇りの再認識を促す交流事業

防災文化セミナー「スマトラ沖地震津波より10年を経て」 – 文化と防災を軸とした交流 -

東南アジアにおける漆工芸を通した文化交流事業

JAVIPクラブ文化交流ベトナム公演

伝統文化を東京からアジアへ広げようプロジェクト委員会

第8回世界俳句協会大会