第8回世界俳句協会大会

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 376,180
活動国・地域
日本

世界俳句協会大会は、俳句を楽しむ世界中の人たちが集まり、俳句の朗読、創作、講演などを通して交流する場を提供している。第8回世界俳句協会大会は、「無限の対話」というテーマのもとに開催。俳句を起点として様々なジャンルとの対話を試みる画期的な大会であり、14の国・地域から詩人、俳人が集まり、様々な形で俳句を楽しんだ。 3日間の会期中、参加した各詩人の母語とその英語訳による俳句朗読会が5回に亘って行われ、19の講演プログラムでは各国における俳句をとりまく状況等が報告された。例えば、俳句が女性にどのように受け入れられてきたかを、日本、ポルトガル、ベトナムの女性が発表。更に、「俳句と雅楽」「俳句と絵」「俳句と映像、音楽」「俳句と踊り」「落語と俳句」「ことわざ」など、様々なジャンルからの提案も行われた。最後に「墨書パフォーマンス」が行われ、数人が舞台に置かれた用紙に俳句や名前を墨と筆で書き、大いに盛り上がった。

関連する国/地域
日本, ベトナム, etc.

申請団体より

本大会は、14カ国からその国を代表するような詩人や俳人が参加したが、ヨーロッパやアメリカだけでなく、ベトナム、モンゴル、中国などのアジアや、南米コロンビアからの参加があったのは大きな成果といえる。今回は、ベトナムの俳句団体を代表して2名の俳人の訪日に関して、アジアセンターに助成してもらったが、多くの国の詩人、俳人と交流を図れたのは多いに刺激になったとコメントがあった。俳句を中心に竜笛や能などの日本の文化を実際に紹介できたのも成果の一つだ。 次回は2017年9月にイタリアのパルマで開催されるが、地理的にヨーロッパ大陸の国々からの参加が多くなる。日本以外の国での開催は歓迎したい。

関連する事業

活動国・地域

第一回 熊谷市国際ラグビー交流会 2019

International Development Field Camp for Myanmar and Japan Youth Leaders

アジア・ヘリテイジ・ネットワーク国際シンポジウムの開催 -アジア新興国の歴史的町並み保存活動支援に向けて-

アジア太平洋ディスレクシア・フェスティバル2018

日本タイ市民・青少年 空手道共同研鑽・文化経済相互理解・友好促進事業

次世代の復興に向けて:気仙沼における伝統衣装と芸能を通じた滞日インドネシア人との交流事業

活動分野

驚異の小屋 -マレーシア編

日本インドネシアの文化理解・社会課題解決型 ファッションデザイン作品共同制作ショー

こどもたちによる日本とマレーシアの伝統舞踊の交流事業

マレーシアの人形劇ポテヒ -多民族国家の文化実践を知る

ベトナム・ハノイ「小中高一貫教育 実験学校」との日越文化交流

日本の着物とラオスの織物を通じた市民レベルの文化交流事業