インドネシア ペーパームーン・パペット・シアター レジデンス&新作公演

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 792,702
活動国・地域
日本

インドネシアの人形劇カンパニーを招へいし約1カ月の滞在中に公開制作と公演を行った。7月22日から8月13日の制作期間中、来場者数は1,824名にのぼった。県内在住のアーティストや住民と協働し、地域でのリサーチやワークショップを行い、地元の素材や伝統の祭りなどを創作に活かした。また、滞在を通じて一つの作品に取り組むことで、何度も会場に足を運び過程を見守りながら参加した人も多く、地域との連携及び新しいネットワークを構築した。ちょうど夏休み期間だったため、親子など幅広い年代が参加し、作品創作に関わることが可能となった。 高知県立美術館が事業を実施。8月14日、15日に公演を行い、入場者数は延べ232名であった。

平成27年度 アジア・文化創造協働助成実績 https://grant-fellowship-db.jfac.jp/grant/cc1713/

Photo by Nae Fukata
関連する国/地域
日本, インドネシア
協力団体/協力者
ペーパームーン・パペット・シアター

申請団体より

美術館という当館施設を活かし、パペットの展示とワークショップ、公開制作、そして人形劇の公演までを全て当館展示室内で実施したことで、親子連れの地域住民をはじめとした来館者とアーティストとの活発な交流が生まれた。また、本事業をきっかけにスタッフや素材提供などで新たな協力者を得、その後他の事業でも協力関係が続いている。 今後の展望としては、本事業の成果を受けて、平成29年度にペーパームーン・パペット・シアターを再度招へいし、新たなメンバー5名も加わってスケールアップした新作を当館展示室にて創作し、当館ホールにて上演する予定である。助成金を得たことで、今まで築くことができていなかった東南アジアのアーティストとの連携の足掛かりとすることができた。

関連する事業

活動国・地域

Japan Study Tour -世界に発信できる日本の可能性-

日越アーティストによる、日本とベトナムのチームリサーチ事業

ぐんまカップ

ジャカルタお掃除クラブ日本訪問2 ~日本式お掃除文化をさらに深く考える~

北海道ベトナム交流会in札幌

「オンラインで国境を越える!」〜アジア・ダンス国際交流事業〜

活動分野

マーク・テ『Baling』を通して歴史との向き合い方を考える/上演+レクチャー+リサーチプロジェクト

タイ山岳少数民族の子供たちを対象にした演劇ワークショップ

ストアハウスコレクション -タイ週間-

神里雄大『カオカオクラブ』オンライン配信シリーズ

日比国際児の若者(JFY)と日本の若者との交流活動を通した新たな日比関係の構築

日本とフィリピンにおける多文化理解のための演劇をつかった新しいワークショップの共同開発