日本インドネシア国交樹立60周年記念 紅型影絵「やどかりの夢」インドネシア公演&紅型ワークショップ

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成30 (2018) 年度
助成額
JPY 1,433,384
活動国・地域
インドネシア

日本インドネシア国交樹立60周年を記念して、沖縄伝統の型染めである紅型とインドネシアの現代影絵を融合させた影絵作品を上演。あわせて沖縄の音楽ライブと紅型のワークショップも行った。未来の異文化交流を担う子どもたちに向けて学校で開催したほか、一般にも開かれた形式でバリ島内4か所及びジャカルタ近郊チカラン2か所で実施。 インドネシアの伝統的な染織物バティックは歴史上紅型への影響も確認されているが、現代において改めて対比をしてみせ、またそれをインドネシアの手法で影絵作品とすることで、伝統文化と異文化交流の新しい可能性を示し、さらなる文化交流に繋がる事業として展開した。

平成29年度実績 http://grant-fellowship-db.jfac.jp/grant/pp1726/

関連する国/地域
日本, インドネシア

申請団体より

各地で「また企画して欲しい」との声をいただき、また、学校公演に参加した子どもたちが一般向け公演に両親を連れて再び参加してくれたりと、好評を得られたのが実感できた。また、紅型ワークショップに参加した芸術大学の学生たちがこの経験をもとに新しい作品の制作を始めているなど、当事業の影響によって新しい展開が始まっている。2019年以降に紅型のワークショップを再び開催するなど、具体的に話も進んでいる。 紅型影絵そのものは2019年以降も日本国内と台湾などでの企画が進みつつあり、台湾でも現地のテキスタイルアーティストやパペットミュージアムなどでの交流を進めて行く予定。 助成金があって事業が実現できるのは大変素晴らしいことではあるが、芸術文化は単年度や単発で成果が残せるものではなく、より継続的な支援が得られる制度が多いとより良いと感じている。

関連する事業

申請団体

能楽ワークショップin Bali

活動国・地域

災害からのコミュニティ再生の経験を学び合う日本・インドネシア交流事業

防災文化セミナー「スマトラ沖地震津波より10年を経て」 – 文化と防災を軸とした交流 -

次世代リーダー育成のためのアジア競技大会 インターナショナル・サイエンス・エンタプライズ・チャレンジ

バンドン浜松文化祭2014・インドネシア親善友好交流

リサーチプロジェクト 「町に残るアートとコロニアリズムの跡」

野村誠 「瓦の音楽」 -瓦の音楽を媒介とする日尼文化交流事業-

活動分野

マーク・テ『Baling』を通して歴史との向き合い方を考える/上演+レクチャー+リサーチプロジェクト

ストアハウスコレクション -タイ週間-

テラジア―隔離の時代を旅する演劇―

「伝統文化をもっと身近に!」交流事業

ストアハウスコレクション - タイ週間Vol.3 -

タイ山岳少数民族の子供たちを対象にした演劇ワークショップ